この記事ではスパイ教室2巻の感想ををご紹介します。
1巻で新生スパイチーム灯が結成され、ついにこの2巻では本格始動していきます。
スパイ教室2巻では、8人の少女のうち「グレーテ」に主役としてのスポットをあてつつ、準主役として「リリィ」「ジビア」「サラ」の3人それぞれにも見せ場があります。
ちなみに、スパイ教室の原作は1冊600円~700円くらいしてしまうのですが、今ならAmazon Kindleを使えば7巻までほぼ無料で読めますよ。
Amazonを利用されたことのある方ならKindleの読み放題はご存じのはず!
実は、今なら2か月でたったの99円でお試しできます。

Kindleの読み放題は、他のサービスとくらべると読める書籍の数が圧倒的に多いです。
マンガはもちろんですが、小説や雑誌、ビジネス書籍や学習コンテンツなども豊富に揃っています。
2か月間でみっちり読むならお得すぎるので、お得プランのある今のうちにぜひ試してみてください!
スパイ教室 2巻のあらすじ
まだスパイ教室2巻を読んでいない方も多いと思いますので、肝心な部分がネタバレにならない範囲であらすじを書いてみました。
不可能任務を達成させた新生スパイチームの灯に、新たなミッションが与えられます。
それは、「屍」と呼ばれ恐れられる暗殺者を狙うこと。既に前任のスパイが次々と殺されるほどの強敵で、不可能任務として命じられます。
その難易度は、「前回の不可能任務よりも難易度が上回る」とされるほどで、リーダーのクラウスも一人では様々なリスクに対応できないと考えました。
一方で、まだ成熟していない部下たちである8人の少女では力不足なため、クラウスは彼女らを全員連れていくのも不安と判断し、現時点で最強の4人だけを連れていく作戦を発表。
クラウスは意外にも、「どうせ選ばれないと落ち込む」少女たち:リリィ、サラ、ジビアとグレーテを選抜します。
クラウスは彼女らを引き連れて、屍の次のターゲットである国会議員のウーヴェの屋敷に新人メイドとして潜入。
屍やその仲間がウーヴェに接触する可能性があるため、数週間にわたってウーヴェ氏の身辺に注意します。
先輩メイドであるオリヴィアの下でメイド業をしながら、諜報活動に挑む4人の少女。
徐々にウーヴェと信頼関係を築く少女たちですが、平穏な時間がまもなく終わりました。
ついに、ウーヴェ宅に暗殺者が侵入し、襲いかかってきます。
グレーテが指揮を執り複数回の襲撃に対応したチーム灯は、ついに怪しい人物を特定しました。
タイミングが悪く、クラウスが屍を追って不在のなか、4人の少女は暗殺者たちに立ち向かっていきますが……!?
スパイ教室 2巻の感想 どこがおもしろい?
主役キャラたちの特徴や背景を明らかにしつつ散りばめられる伏線
スパイ教室の魅力の一つは、登場キャラクターの個性と伏線の貼り方・回収の仕方にあると思います。
スパイ教室2巻では、なんとこの2つの魅力を同時に絡めたストーリー構成になっています。
タイトルを見ると明らかにグレーテさんが主役のはずなのですが、途中の山場ではあまり主役感がなく……
「グレーテさん主役のはずなのに活躍が地味では…??」
と思って読んでいたのですが、終盤あたりで怒涛の伏線回収!
- どうして4人の少女が選抜チームに選ばれたのか?
- グレーテがクラウスを敬愛する理由は?
- クラウスの思惑とグレーテの計画は?
などが一気に明らかになるとともに、グレーテというキャラクターの背景が明らかになっていきます。
3巻以降もそれぞれのキャラにスポットが当たっていくことは予想されるのですが、どんな展開になるか全く読めないので、すぐに続きを読んでみたくなりました!
困ったときのクラウス…にはならない!?
スパイ教室の作中で最強格とされる灯のリーダーであるクラウスですが、そのキャラ設定ゆえに「クラウス出しとけば何とかなる」という世界観になってしまいますよね。
ところが、今作ではクラウスの活躍はごく僅かで、あくまで4人の少女の活躍劇を描いています。
クラウスが4人の少女を引率するので彼がまた無双する話と思いきや、終盤で驚きのトリックが明らかに……!!
(とはいえ、相変わらず美味しいところだけもっていくクラウスさん)
- 最強キャラであるクラウスが無双するだけの話じゃない
- もっと言えば、まさか主役のあの人が……(ネタバレ防止)
- だけど、クラウスファンも歓喜の終わり方
という点が、2巻の面白さを増長させていますね!
スパイ教室 2巻の感想 スポットライトがあたるのは4人の少女!
スパイ教室2巻では、「グレーテ」「リリィ」「ジビア」「サラ」の4人がクラウスの引率(?)のもとスパイミッションに挑戦します。
その目的は、潜入先の政治家「ウーヴェ」を暗殺者である「屍」から守ること。
家政婦として侵入した少女たちは、先輩家政婦の「オリヴィア」と共にウーヴェの身の回りの世話をしつつ、諜報活動を行います。
それぞれのキャラに対して、2巻での活躍を紹介したいと思います。
グレーテ

タイトルでキャラ名が出ているように、2巻の主役格はグレーテです。
2巻では、1巻時点では明らかにされていなかったキャラ背景を明らかにしつつ、彼女の特殊能力を最大限に活かしたストーリーとなっています。
1巻ではクラウスを敬愛する理由が明らかにされていませんでしたが、2巻ではついにその理由が明らかに…!!
戦闘は苦手でも、その頭脳を活かした作戦立案や変装術で強敵を騙していく姿を見ることができます。
リリィ

灯のリーダー格であり、1巻では主役を務めたスパイ教室全体の主人公格であるリリィは、2巻にも登場します。
相変わらずのおっちょこちょいキャラでありつつも、チームのムード維持には欠かせない存在として今作でも活躍します。
また、スパイとしてのスキルには、1巻からかなりの成長がみられる面も……!?
終盤の駆け引きでチームメンバーの命を守るために欠かせない役割を果たします。
ジビア

灯の少女たちの中では戦闘能力に最も優れたジビアは、戦闘係として2巻で大活躍します。
一流の暗殺者である屍側の強敵に、リリィと2人で挑むシーンは必見です。
また、潜入先の屋敷の主であるウーヴェとは深いつながりがあることがわかり、本作の第二主人公と呼んでも差し支えないキーパーソンとなります。
サラ

動物と心を通わせることのできるサラは、「バーナード」と名付けた鷹と一緒にチーム灯のメンバーをサポートし続けます。
2巻ではサポート専属であることもあり、影の薄いまま役割を終えると思いましたが、、、
終盤ではこの人いなかったら灯は全滅の危機でした。
クラウス

灯のボスであり、世界最強のクラウスさん。
やっぱり2巻でも最強のクラウスさん。
最期に美味しいところだけ持っていくクラウスさん。
3巻以降の展開は予想できつつも、どんなストーリーになるか楽しみでしかない!
スパイ教室2巻では、灯の8人の少女のうちの一人「グレーテ」にスポットがあたりました。
この流れなら、3巻以降はまた別のキャラが主役格となってキャラ設定が深堀りされていくことが予想されますね!
スパイ教室はKindle unlimitedのキャンペーンを利用すれば、1巻から7巻まで99円で読めちゃうので、3巻以降も読んでいきたいです。
スパイ教室 2巻の感想 まとめ
この記事では、スパイ教室2巻の感想について紹介しました。
2巻ではついにチームとしての本格的なミッションが始まると思いきや、いきなりサブチームでそれぞれのキャラにスポットをあてるパターンでした。
しかも、エピローグでは3巻の布石がはられるのですが、ますます続きが気になる終わり方…!!!!
それでは「スパイ教室 2巻あらすじと感想 新生スパイチームの始動&グレーテ主役回」をご覧いただきありがとうございました。