アニメ、ドラマ、映画、ミュージカルと、完結後も「DEATH NOTE -デスノート-」は幅広いメディア展開が行われています。
今回は根強い人気を誇る「DEATH NOTE -デスノート-」のあらすじや魅力を解説し、「DEATH NOTE -デスノート-」に似た作品を5選ご紹介します。
DEATH NOTE(デスノート)に似た漫画
・彼方のアストラ 篠原健太(完結、全5巻)
前半はギャグや不思議な世界観といった部分が重視されているため、デスノートとはかけ離れた展開に思えます。
しかし、仲間との結束が強まった後の謎を解明していく展開は、息を呑む展開です。
時にはノリと勢いで面白く書かれているようなギャグも、後ほど伏線として回収されることがあり、なるほどと膝を打ってしまいます。
また、5巻と短い作品であることも相まって、一度最終巻まで読み切ってすぐに1巻へ戻って読み返したくなるような伏線が「彼方のアストラ」の魅力だといえます。
・Thisコミュニケーション 六内円栄(未完、既刊8巻)
イペリットという謎の生命体に世界が滅ぼされ、人類唯一の望みである不死身の少女たちに戦ってもらうという物語です。
主人公は不死身の少女たちを纏める指揮官なのですが、目的を達成する一点に置いては正しく、しかし清々しさを感じるほど人道を外れているところは月と共通する部分です。
・かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 赤坂アカ(完結、全28巻)
頭脳戦であり心理戦でもある部分はデスノートと共通しているものの、頭脳が使われ、力が注がれている部分が恋愛です。
天才や秀才と言われる2人が一周回ってポンコツになっていく姿が面白く、また恋愛の駆け引きにはドキドキするラブコメです。
・Re:ゼロから始める異世界生活 長月達平(原作)、マツセダイチ(作画)(完結、全2巻)
原作が小説で、コミカライズされた作品は章ごとに作画担当が変更となっています。
物語が進むにつれて伏線や駆け引きが広がるため、物語を気に入った方はより深い描写がされている小説版がおすすめです。
・そうだ、売国しよう 〜天才王子の赤字国家再生術〜 鳥羽徹(原作)、えむだ(作画)(未完、既刊8巻)
小説原作のコミカライズ作品で、天才と言われている王子ウェインが価値のない自国を売ろうとするが、話は予想もしない方向に流れていく物語です。
コメディが強い作品ではありますが、駆け引きや戦略には爽快感があります。
DEATH NOTE -デスノート-のあらすじ(ネタバレなし)
主人公である夜神 月(やがみ らいと)は、ある日名前を書かれた人が死んでしまうデスノートを拾い、デスノートと天才的頭脳を利用して犯罪者を断罪していきます。
犯罪者の不審死を究明するために動くのはL(エル)と呼ばれる天才探偵で、2人の頭脳戦が物語の見どころです。
DEATH NOTE -デスノート-の魅力:緊迫と読み合いの心理戦
秀才と言われる月と、天才探偵と呼ばれるLとの読み合い、騙し合いは緊迫した会話がほとんどで物理的な衝突はないものの、言葉の鍔迫り合いには息を呑みます。
そして単行本の間に挟まるデスノートのルールを読み込むことで、ついつい考察してしまう没入感も作品の魅力です。
まとめ
連載されていた2003年頃の不便さもまた、「DEATH NOTE -デスノート-」の面白さを増幅させています。
自分だったらどうする、という観点からも「DEATH NOTE -デスノート-」は楽しめますので、興味を持った方は読んでみてはいかがでしょうか。